南から暖かい空気が流れ込んだため、東日本から西の各地で3月下旬から4月上旬並みの気温になり、一部では1月として記録的な暖かさとなりました。
気象庁によりますと、3日は北日本や北陸の一部では冬型の気圧配置の影響で雨や雪が降ったところがありますが、東日本と西日本は高気圧におおわれて広い範囲で晴れました。
さらに、日本の南にある前線に向かって暖かい空気が流れ込んだため、東日本から西日本、それに沖縄・奄美でも気温が上がり、各地の最高気温は福島県の塙町と富山県の富山空港で16度9分となるなど、全国の26か所の観測地点で1月としては統計を取り始めてから最も高くなりました。
また、各地の最高気温は那覇市で23度7分、東京の都心で16度2分、金沢市で15度9分、広島市で15度6分などと、東日本から西の各地で3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなりました。
気象庁によりますと、東日本から西の地域では今月6日ごろまで比較的、暖かい日が続く見込みです。
一方、北日本では冬型の気圧配置が続き、寒気の影響を受けるため、雪が降る日が多くなると予想されていて、気象庁は最新の気象情報に注意するよう呼びかけています。
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