千葉県館山市などの海岸で新種のエビが発見され、「ユメユムシテッポウエビ」と命名された。
同県教委によると、県立中央博物館(千葉市中央区)の駒井智幸主任上席研究員が2013年5月~今年8月、館山市や南房総市、熊本県天草市の海水浴場の砂浜や潮干狩り場で新種を採取した。テッポウエビの一種で、最大でも体長4センチほどで全体に薄いピンク色をしている。「ユメユムシ」という環形動物が砂地に掘った深さ約70センチの巣穴にペアで生息していることから、駒井氏が「ユメユムシテッポウエビ」と命名した。
千葉県教委は「身近な場所にも未知の生物が生息していることを示す貴重な事例」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20151227-OYT1T50108.html