アメリカのマクドナルドが、約5割の株を握る日本マクドナルドホールディングス株の売却を検討、大手商社などに打診した。背景にあるのは、業績の不振だ。去年の夏、中国の工場が期限切れの鶏肉を使用していたことが発覚、今年に入っても商品への異物混入など、食の安全に関わる不祥事が相次ぎ、客の減少に歯止めが掛からない。採算が取れない店舗の見直しを図ったり新メニューを投入するが、今年も2期連続で赤字に終わる見通しで低迷が続く。このため、アメリカマクドナルドは日本市場をよく知る大手商社などのノウハウを使い、経営を立て直す狙いがあるとみられている。
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