【ソウル共同】韓国の金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が22日、敗血症と急性心不全のため入院先のソウル大病院で死去した。87歳。任期中に全斗煥、盧泰愚の両元大統領の逮捕を命じて1980年の光州事件などの真相解明を図るなど、金大中元大統領(故人)とともに韓国の民主化に大きな足跡を残した。
92年の大統領選で当選、93~98年に大統領を務めた。「宿命のライバル」とされる金大中氏とともに長年にわたり政治の表舞台に立ち続け、金鍾泌元首相も含め「三金」と呼ばれた韓国を代表する政治家だった。果敢な行動力を持ち、世論の流れを読むことにたけ「勘の政治家」と評された。
http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015112101001778.html