東日本大震災で自宅が全壊した後、足に障害があった姉を山林に置き去りにしたとして、63歳の弟が逮捕されました。
千葉県香取市の無職・黒川勝雄容疑者(63)は2011年4月ごろ、足に障害があった姉の幸子さん(当時60)を君津市の山林に置き去りにした保護責任者遺棄の疑いがもたれています。幸子さんは、現場付近の川で遺体で発見されました。
警察によりますと、当時、2人が住んでいた山武市の自宅は東日本大震災で全壊し、その後は県内を転々としていたということです。
取り調べに対し黒川容疑者は、「体が不自由な姉が煩わしくなった」と容疑を認めているということです。
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