捜査関係者によると、4人は9月20日の午後10時ごろ、大井町赤田の東名高速上り線で橋の上から生卵を投げ、車1台の屋根を傷つけた疑いがある。修理費用は約8万7千円だった。この時間帯に4人が投げた卵は約300個とみられ、フロントガラスが割れたり車体がへこんだりした車は41台にのぼったという。同じ日の未明にも同じ場所で卵約200個が投げられ、13台が壊れた事件があり、関連を調べる。
発生直後、通報を受けた松田署員が現場に急行。4人は走って逃げたが、約1・5キロ先でズボンのポケットに卵が付いた22歳の男をみつけ、捜査を続けてきたという。4人は遊び仲間で、卵は近くのスーパーで調達し、一部は万引きした疑いがあるとみて同署は調べている。
捜査関係者は「いたずら感覚だったのかもしれないが、高速走行中に驚いたドライバーもおり、重大な交通事故につながりかねなかった」と話している。
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