ミャンマーの総選挙が8日、投開票された。地元メディアによると、25年ぶりに参加したアウンサンスーチー氏の野党・国民民主連盟(NLD)の躍進が確実な情勢だ。同国では、半世紀にわたって国軍の政治支配が続いてきた。有権者は民主主義の定着を願う思いを一票に込めた。
2011年の軍政からの民政移管後初めてとなる総選挙では、国会の上下両院(定数664)の25%を占める軍人枠を除く民選枠(同498)を小選挙区で選ぶ。90超の政党が参加したが、軍政が創設した与党・連邦団結発展党(USDP)とNLDの争いになっている。12年の補欠選挙で43議席を得たNLDが、民選枠の3分の2超を得て、国会全体の過半数を占めるかに注目が集まっている。
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