【AFP=時事】全身を超低温にさらして冷やすことで痛みを抑えたり筋肉組織や皮膚の再生を促したりできるとして人気上昇中のクライオセラピー(凍結療法)で、女性が凍死する事故が起き、米当局が調査に乗り出した。
事故が起きたのは、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)にあるビューティーサロン「リジュブナイス(Rejuvenice)」。チェルシー・エイクサルバシオン(Chelsea Ake-Salvacion)さん(24)は今月初め、クライオセラピー装置の中で死亡しているのを出勤してきた同僚に発見された。前日の勤務終了後、仕事の疲れを癒やそうと装置に入ったとみられる。
チェルシーさんのおじは地元メディアの取材に、電話ボックス大の装置内部で見つかった遺体は「かちかちに凍っていた」と語った。
警察はチェルシーさんの死に不審な点はないとして捜査を打ち切ったが、ネバダ州当局は28日、クライオセラピーの安全面などに関する調査を行うと発表した。
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