維新の党を除名された大阪系国会議員らは24日、大阪市内のホテルで維新の「臨時党大会」と位置付ける会合を開催した。松野頼久代表に代わる新代表として馬場伸幸前国対委員長を選出。馬場氏は維新の党の「解党決議」を提案、可決された。
松野氏は24日、この決定について取材に「到底、認められない。無効だ」と述べ、黙殺する方針を強調。代表変更や解散を総務省に届け出た場合は、異議を申し立てて争う考えを示した。
臨時党大会には、橋下徹大阪市長に近い大阪系議員と片山虎之助元総務相、下地幹郎元郵政民営化担当相ら国会議員20人が出席。大半は橋下氏が31日に旗揚げする新党「おおさか維新の会」に参加する見通し。
馬場氏は代表選任後のあいさつで、党の混乱を陳謝すると同時に、「一度の事情聴取もなく除名された」と松野氏らの党運営を批判。「一度原点に戻り、本当に同じ志を持つ者を結集し、次の時代へ挑戦する」と述べ、党の解散と政党交付金の国庫返納を提案。記名投票により満票で可決された。
維新、新党組が「解党」決定=臨時党大会で、執行部は黙殺 http://a.msn.com/01/ja-jp/BBmoofJ?ocid=st