江戸時代中期の俳人、与謝蕪村(1716~83年)の俳句集「夜半亭蕪村句集(やはんていぶそんくしゅう)」に未確認の俳句212句が掲載されているのが分かり、所蔵する奈良県天理市の天理大付属天理図書館が14日発表した。
図書館は「一度にこれだけ多くの句が見つかるのは驚き。今後の蕪村研究を進める上で貴重な資料だ」としている。
句集は長く所在不明になっていたが、図書館が4年前に古書店から購入。研究の結果、蕪村が生涯に詠んだとされる約2900句にはない、未確認の句が多数掲載されていた。
http://www.sankei.com/west/news/151014/wst1510140109-n1.html