鹿児島県にある九州電力川内原子力発電所2号機は、15日午前10時半に原子炉の起動が行われ、再稼働しました。原発事故後に作られた新しい規制基準の下で国内の原発が再稼働するのは、同じ川内原発の1号機に続き2基目になります。
川内原発は、去年9月、東京電力福島第一原発の事故後に作られた新しい規制基準の審査に全国の原発で初めて合格し、1号機はことし8月に再稼働しました。これに続いて2号機も15日午前10時半、中央制御室で運転員が核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く操作を行って原子炉を起動させ、再稼働しました。新しい規制基準の下で国内の原発が稼働するのはこれで2基目です。
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