韓国政府は、今月1日に「MERSコロナウイルス」の感染から回復したと発表した患者から再びウイルスが検出されたことを明らかにし、今月下旬に予定されていた国際的な基準にのっとった終息宣言の発表に影響が出るのではないかとみられています。
韓国ではことし5月、中東から帰国した男性から「MERSコロナウイルス」の感染が広がって186人が感染し、このうち36人が死亡しましたが、韓国政府は今月1日、最後の患者が回復したと発表しました。
しかし、韓国の保健福祉省は12日夜、記者会見を開き、回復したと発表した患者が11日に熱を出すなどの症状で病院を訪れ、検査を行ったところ再びウイルスが検出されたことを明らかにしました。
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