北朝鮮は10日、朝鮮労働党創立70年に合わせて行った軍事パレードで、大陸間弾道ミサイルとみられる大型の兵器を登場させるなど、核・ミサイル開発を継続する姿勢を鮮明にし、今後も、事実上の長距離弾道ミサイルの発射をちらつかせながら、アメリカなどへのけん制を続けるものと見られます。
北朝鮮の首都ピョンヤンで、10日、2年3か月ぶりに行われた大規模な軍事パレードでは、片側に8つの車輪があるトレーラーに乗せられた、大陸間弾道ミサイルとみられる大型のミサイルが登場したほか、放射性物質を示すマークがついたバッグを持った部隊が行進するなど、核・ミサイル開発を継続する姿勢を鮮明にしました。
また、パレードの開始に先立って演説したキム・ジョンウン(金正恩)第1書記は、「アメリカが望む、いかなる戦争にも万端の準備ができている」と述べ、アメリカを威嚇しました。
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