ロシアのショイグ国防相は7日、シリア領の過激派組織「イスラム国」に対する攻撃で、従来の空爆に加え、カスピ海から巡航ミサイル26発を発射したと明らかにした。また、シリア人権監視団(英国)によると、アサド政権側の地上部隊が同日、ロシアの空爆支援を伴い、反体制派への大規模攻撃を実施した。
監視団代表は、9月末のロシアによる空爆開始以降、シリアとロシアによる初の大規模な合同作戦とみられると述べた。ロシア側は、欧米が反対するシリア領での軍事行動をさらに強化する構えとみられる。
http://www.sankei.com/world/news/151007/wor1510070059-n1.html