東証一部に上場する中堅の海運会社「第一中央汽船」が、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。負債総額は1196億円と今年経営破綻した上場企業では最大です。
東証一部に上場する「第一中央汽船」は国内や海外の製鉄会社向けに鉄鉱石や石炭などを運搬し、2008年3月期には1666億円の売上高をあげていました。
しかし、リーマンショックの影響や多額の投資によって業績が悪化し、今年3月期まで4期連続の最終赤字に転落、さらに中国経済の減速の影響も受けて急速に資金繰りが悪化したため、29日午後、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。
上場企業の経営破綻は今年に入って3社目で、1196億円という負債総額は今年最大となります。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2600969.html