【バマコ(マリ)共同】アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(91)が15日、新議会の冒頭演説で、誤って8月下旬に演説した内容をそのまま繰り返すトラブルがあった。ロイター通信などが伝えた。誰も誤りを指摘せず、中断されることなく、約25分間の演説を読み切ったという。
大統領報道官は政府系紙ヘラルド(電子版)に「事務方がスピーチ原稿を取り違えた」と語り、大統領自身のミスではないとして火消しに躍起となった。
一方、野党側は「健康な精神状態であればすぐに間違いに気付いたはずだ」と指摘し、高齢のムガベ氏は大統領職の責務を全うできておらず、引退すべきだと批判した。
http://www.47news.jp/CN/201509/CN2015091601000876.html