第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに迫害されていたユダヤ人にビザを発給し、命を救った日本の外交官、杉原千畝をたたえる行事が現地のリトアニアで行われ、参加者たちが戦時にあっても人道的な行動を貫いた勇気を振り返りました。
杉原千畝は、リトアニアで副領事を務めていた1940年、ナチス・ドイツの迫害を逃れて領事館に押し寄せたユダヤ人に、人道上の立場から、本国の指示に背いて日本の通過ビザを発給し、およそ6000人の命を救ったとされています。
杉原が現地を離れてから75年になる4日、当時の首都カウナスで記念の行事が行われ、杉原ゆかりのホテルと駅で新たなプレートが披露されました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150905/k10010216921000.html