[上海 11日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は11日、人民元CNY=SAECを切り下げた。経済指標の不振を背景に、人民元を約3年ぶりの安値水準に誘導した。
人民銀行は、市場の実勢をより適切に反映するためとして、対ドルでの人民元CNY=CFXS基準値の計算方法を変更すると発表。人民銀行は今回の措置について、2%近い「一度限りの切り下げ」と説明した。
人民銀行は基準値の設定を通じて人民元を管理している。人民元は1日につき、ドルに対して基準値の上下2%の変動が容認されている。
http://jp.reuters.com/article/2015/08/11/yuanrate-idJPKCN0QG04O20150811