千葉大によると、男性教授は昨年8月、ネパールでの研究旅行に、「単位を取らせる」などと言って女子学生2人を同行。うち1人の女子学生に現地で無理やり3回キスをした。女子学生が帰国後、学部内のセクハラ相談員に「ビールを勧められ意識がもうろうとしている間にキスをされた」と訴えた。女子学生は県警に被害届を出した。
男性教授は昨年3月、大学のハードディスクを自宅に持ち帰り、学生名簿など延べ約4万7千人の個人情報がインターネットに流出させていたことが判明。同大の調査で、データの中から女性用下着の画像が見つかった。
画像は約50枚あり、過去数年にわたり学生とゼミ合宿などへ行った際に、かばんから勝手に取り出した下着を広げて撮影していたとみられる。キスをされた女子学生の下着も含まれていた。千葉大は画像問題の発覚後、男性教授を担当から外したうえで学生との接触を禁じていたが、研究旅行に女子学生を誘っていたという。
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