イラク中部のディヤラ州ハンバニサドで17日、自動車を使った自爆テロが発生し、ロイター通信によると、100人以上が死亡した。過激派組織「イスラム国」が犯行を認めた。同組織がイラクで支配地を拡大して以降では、最大規模のテロ被害の一つとみられる。
ハンバニサドは首都バグダッド北東約30キロに位置し、イスラム教シーア派の住民が多い。現地からの報道によれば、自爆テロは市場のある地域で発生。シーア派のラマダン(断食月)明けの祝祭「イード・アル・フィトル」を控え、市場は多くの買い物客でにぎわっていた。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015071800068&g=int