勝ち馬券を教えると嘘をつく手口で、広島市中区の70代の男性が計5600万円をだまし取られる特殊詐欺事件があり、広島中央署が注意を呼びかけている。
同署によると、3月27日、男性は携帯電話にかかってきた競馬関連会社員を名乗る男に「会員になったら競馬の当たり馬券を教える」などともちかけられ、入会金10万円や情報料、馬券購入代などを別の男が指定してきた口座に振り込んだ。
さらに、「購入した馬券が的中し8千万円の払い戻しがある。払い戻し金を振り込む前に、当社との取引実績を作りたい」などと言われ現金5百万円を入金。その後、「手違いがあった。トラブル解決のためにお金が必要」などとだまされ、6月25日ごろまでの間、30回にわたって計5600万円をだまし取られたという。
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