台湾の馬英九総統は3日夜、抗日戦争勝利70周年の記念フォーラムに出席し、台湾初となる慰安婦記念館を12月に開館することを明らかにした。
馬総統は慰安婦問題に強い関心を持ち、「人権侵害の重大な戦争犯罪だ」と指摘してきた。支援団体によると、台湾の元慰安婦の生存者は現在4人、平均年齢は90歳を超えるという。
馬総統は昨年7月に「慰安婦」と「抗日戦争」に関する二つの施設を2015年中に設置する意向を表明していた。馬総統は3日、抗日戦争の展示も含む軍事博物館の建設構想を改めて示した。
ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015060400413