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「エル・セレール・デ・カン・ロカ」を経営する3人兄弟、(左から) ジョアンさん、ジョセップさん、ジョルディさん)
英レストラン業界誌「レストラン」による今年の「世界のレストラン・ベスト50」が1日に発表され、スペインの「エル・セ レール・デ・カン・ロカ」が1位に輝いた。東京のフレンチレストラン「Narisawa(ナリサ ワ)」は、アジア地域のベストレストランに選出されている。
ナリサワは、世界のレストラン・ベスト50のリ ストでも、8位にランクイン。日本からはその他にも日本料理店「龍吟」が29位に入った。
ロカは、スペイン・カタルーニャ州ジローナにあるレストラン。1位獲得は、2013年に続き今回で2回目となる。同レストランを経営する兄弟3人には、「才能の集まり」との賛辞が贈られた。
ロカ家の3兄弟、ジョアン、ジョルディ、ジョセップには、料理長、デザート担当、ワイン担当と、それぞれの役割があるという。2002年に創設された同賞は、3兄弟の才能の組み合わせを「三位一体」と表現。「好奇心と独創性が、ロカを再び1位に押し上げた」とウェブサイトに発表した声明で述べた。
今回の受賞について、ショセップ・ロカ氏は「幸せだ。愛されている」とAFPに語り、「今回の評価は、多くの人が私たちや私たちが追い求める価値、そして美食そのものが体現するものを信じてくれていることの表れだ」と続けた。
一方、昨年4回目の1位を獲得したデンマークのレストラン「ノーマ」は3位に後退。2位はイタリアの「オステリア・フランチェスカーナ」だった。 その他の上位10位は、ペルーや米国、スペイン、英国、ブラジル、タイのレストランが占めた。
同誌は「世界のレストラン・ベスト50」以外にも、アジアや中南米地域に特化したベスト50のリストも発表している。
ソース
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20150602032799a