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ウイルスメールによる年金情報の外部流出について記者会見で謝罪する、日本年金機構の水島藤一郎理事長(中央)ら=1日午後、厚労省
公的年金の保険料徴収や給付実務を担う日本年金機構(東京)は1日、ウイルスメールによる不正アクセスを受け、年金情報約125万件が外部に流出したと発表した。漏れたのは、年金記録を管理するのに一人一人に割り当てられている基礎年金番号や氏名など。警視庁は事実関係の確認を進めるなど捜査に着手した。
老後の支えである年金に関わる重要な個人情報が漏れたことを受け、安倍晋三首相は官邸で記者団に「受給者のことを第一に考え、万全を期すよう厚生労働相に指示した」と述べた。政府は府省庁幹部らでつくるサイバーセキュリティ対策推進会議を開催。情報の適正管理徹底を指示した。
ソース
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015060101001901.html