http://img.47news.jp/PN/201505/PN2015052901001959.-.-.CI0002.jpg
29日、酷暑が続くインドのニューデリーで、外で寝る家族(AP=共同)
インド当局は29日、猛烈な暑さが続き、ここ最近の熱中症などによる死者が1700人を超えたことを明らかにした。死者は高齢者や、野外で働く建設労働者などがほとんど。犠牲者の多くは体を冷やすエアコンや扇風機を利用できず、水道や電気が引かれていないスラムなど劣悪な住環境で過ごしていた。貧困が被害拡大を加速させている。
各州当局によると、南部のアンドラプラデシュ州で1334人、テランガナ州で440人が死亡。地元報道によると、東部のオディシャ州や西ベンガル州、首都ニューデリーでも死者が出た。
気象当局は、強い熱波が北部などで数日続くとみている。
ソース
http://www.47news.jp/smp/CN/201505/CN2015052901001951.html