広島大学は5月20日、世界で初めてナノシリコン(シリコン量子ドット)を発光体とする青白色LEDの開発に成功したと発表した。
量子ドットとは、動きが制限された状態に閉じ込められた電子(励起子)が通常とは異なった特性を持つ現象を用いたもので、LEDやレーザーなどの発光デバイス、太陽電池セルなどの次世代の電子デバイスとして期待されている。シリコン量子ドットを用いた発光素子はこれまで赤色、赤外線は作られていたが、広島大学自然科学研究支援開発センターは今回、青色の発光デバイスを世界で初めて開発、発光に成功した。
http://ascii.jp/elem/000/001/010/1010977/