中国の習近平国家主席は23日夜、北京の人民大会堂で開かれた日中観光交流イベントであいさつし、日中関係について「重視している。友好協力を絶えず推進したい」と述べ、関係改善に意欲を示した。歴史認識問題をめぐっては「軍国日本が犯した罪は隠せない。歴史を歪曲することは許せない」と強調。安倍晋三首相が夏に発表する戦後70年談話を念頭にけん制した。
イベントには二階俊博自民党総務会長が参加しており、二階氏はこの場で習氏に安倍首相の親書を手渡したとみられる。
習氏はあいさつで、日中関係について「日中の友好は、アジアと世界にとってメリットがある」とも述べた。
ソース
http://www.47news.jp/smp/CN/201505/CN2015052301001739.html