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邦人人質事件の対応に関する検証委員会と有識者の合同会合で、あいさつする菅官房長官＝２１日午後、首相官邸
政府は２１日、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件の対応を検証した報告書を公表した。海外での情報収集や分析能力を 強化する必要性を指摘。危険地域への渡航制限を「検討すべき重要な課題」と位置付けた 。事件をめぐる政府の判断や措置について「 人質の救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」とする有識者の総括も明記した。
政府は２１日、検証委員会を官邸で開催、報告書を決定した。検証委は杉田和博官房副長官をトップに、官邸や外務省、警察庁幹部 で構成した。有識者として元外交官の宮家邦彦立命館大客員教授らが評価に加わった。
ソース
http://www.47news.jp/smp/CN/201505/CN2015052101001321.html