米運輸省は19日、タカタと欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)を全米規模で行うことで合意したと発表した。対象は3400万台近くに達し、一度のリコールとしては米国で過去最大規模となる。タカタは米国以外にもリコールを広げることを求められる可能性が高い。欠陥エアバッグを巡る問題が異例の事態に発展してきた。
米運輸省によると、タカタはエアバッグに欠陥が存在することを認めた。その上で、タカタが車の運転席と助手席に搭載されるエアバッグ部品のリコールに応じることで合意した。エアバッグの基幹 部品である「インフレーター」を取り換える。
タカタはこれまで顧客である自動車 メーカーが行うリコールに部品供給など の面から協力することで、欠陥エアバッグの問題に対応してきた。だが、監督官庁である米運輸省・高速道路交通安全局 (NHTSA)は昨年から、タカタが責 任を持ってエアバッグのリコールに応じ るよう求めてきた。車のリコールは通 常、自動車メーカーが顧客に通知して対応するが、タカタは自社が前面に出る方 針に転換し、事態の収拾を図りたい考えだ。
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ソース
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFK20H02_Q5A520C1000000/