http://www.gizmodo.jp/images/2015/05/150514Windows10edition7.jpg
あれれ、完全に1つになるんじゃなかったの?
いよいよ発売まで秒読み段階に入ってきたWindows 10。ところで、Windows 10からは、基本的にPCでもタブレットでもスマートフォンでも、すべて同じプラットフォームへの統合が目指されるんでしたよね?ということは、あのいろいろなOSのエディションはどうなるのでしょうか……。
マイクロソフトは、このほどその疑問に答えるべく、Windows 10の全7エディションからなるラインナップの構成を正式に発表してきましたよ!まずは一般的なPCに搭載されるのが「Windows 10 Home」です。Homeエディションと聞くと、やや機能を絞られたイメージも漂いますけど、ご安心くださいね。Windows 10 Homeには、音声アシスタントのCortanaから新たなMicrosoft Edgeブラウザ、顔認証のWindows Helloにいたるまで、基本的にWindows 10で一般ユーザーが使いたいものは、すべてフル装備されることが明らかにされていますよ。
一方、上位エディションには、より企業向けに高度な機能を追加した「Windows 10 Pro」や、大企業などに向けたボリュームライセンス販売方式の「Windows 10 Enterprise」が用意されます。さらに、教育機関に向けた「Windows 10 Education」のアカデミックエディション、ATMやPOS端末などにも搭載可能な「Windows 10 IoT Core」のラインナップまで発表されていますね。
とはいえ、今回のマイクロソフトの発表で、もっとも注目すべきなのは、これまでのWindows Phone OSの扱いでしょう。なんと、あの懐かしいWindows Mobile時代を彷彿させる「Windows 10 Mobile」として、8インチ未満のディスプレイサイズのスマートフォンやタブレット向けのエディションが用意されていますよ。このWindows 10 Mobileには、より企業向けの高機能版となる「Windows 10 Mobile Enterprise」まで追加されました。マイクロソフトが、Windows Phoneと決別し、新OSでモバイル分野にかける意気込みが伝わってきそうですよね~。
ついに全7エディションのラインナップの詳細まで明らかになったWindows 10。惜しむらくは、今回の発表でも、気になる正式な発売日については一切言及がなかったことです。もう一息のところまできているんでしょうけどね。
ソース
http://www.gizmodo.jp/2015/05/windows_107windows_mobile.html