北陸電力志賀原発の敷地内断層について、原子力規制委員会の専門家調査団が「活断層の可能性を否定できない」との見解を示したことを受け、同社の金井豊副社長は13日、「主張を認めていただけず大変残念。当社として納得できない」と硬い表情で語った。
金井副社長は、調査団の評価会合を傍聴。終了後、「1号機建設当時に描かれた地層のスケッチが活動性の証拠だというのが出発点。それを推測するための議論がなされた印象だ」 と批判した。
さらに「建設時の審査でも専門家が地層を見ており、そこで重大な見落としがあったとは考えられない。後になってスケッチで判断されるのは危険だ」と反論した。
ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015051300881