英フィナンシャル・タイムズ紙
日本は人口の高齢化としつこいデフレ、労働市場とエネルギー供給における厄介な構造問題に苦しんでいる。財政状況は、畏怖を感じさせるほど悪い。こんな状況にある国は通常、最悪の事態に備えて計画を立て、ただ最善を祈るよう助言される。
ところが日本の内閣府は、今後何年も3~4%の名目成長が続くとの前提に基づき財政予想を立てている。20年以上そのような水準に達していないにもかかわらず、だ。
名目ベースでは、日本は1990年代初頭の金融バブル崩壊以降、全く前進していない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43767