米IT大手グーグルは11日、人間が操縦しなくても走行できる自動運転車について、2009年の開発開始以降、公道で試験中に11件の事故に巻き込まれたことを明らかにした。ただ、すべて自動運転車側に原因のない「もらい事故」で、けが人も出ていないという。
グーグルはこれまでに計約270万キロの走行試験を実施。11件の事故のうち、8件は市街地で発生し、信号で停車中に追突されるケースが多かった。一方で、高速道路での事故もあった。
グーグルは今回、昨年9月以降にカリフォルニア州で3件の事故が起きたと米メディアに報道されたことを受けて情報を開示。グーグルの開発責任者は「多くの時間を走行すれば、自動運転車でなくても事故は起きる」と安全性を強調した。
ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015051201033