毒殺の標的となったのは2013年12月に粛清された張成沢(チャンソンテク)氏の妻で、正恩氏の実の叔母にあたる金敬姫(キムギョンヒ)氏。
「正恩氏は昨年5月5日または6日に敬姫氏の殺害を命じた。当時は護衛部隊だけが知る事実だったが、今では同氏が毒殺されたことを複数の高官が知っている」という
。
元高官によれば、敬姫氏は夫が処刑されたことに対して何カ月間も抗議し続けたため、正恩氏が口を封じたとみられる。
敬姫氏は13年9月を最後に、公の場に姿を現していない。脳卒中や心臓発作、自殺などの説や、脳腫瘍(しゅよう)の手術を受けてこん睡状態にあるという説がささやかれたが、韓国の情報当局は生存説を主張していた。
http://www.cnn.co.jp/world/35064333.html