箱根山(神奈川・静岡県境)で高温の水蒸気が噴き出す「噴気活動」が活発になったことを受け、気象庁は4日、機動観測班を派遣し、現地調査を行った。
この日も活発な噴気が観測されたほか、火山性地震も相次いでおり、同庁は引き続き注意を呼び掛けている。
同庁によると、この日は午前9時頃から同庁火山課の職員2人が大涌谷に入り、噴気の確認や地元の温泉管理施設への聞き取りなどを行った。蒸気の勢いよく噴出している様子が、3日と同様に確認されたという。
箱根山の火山性地震は、4月1~25日に9回だけだったが、翌26日から今月3日にかけて142回に急増し、4日も午後10時までに29回観測された。わずかな山の膨張を示す地殻変動もみられている。
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