http://www.gizmodo.jp/images/2015/05/150501nwatchsportcheap.jpg
これは安いのか、高いのか…。
Apple Watchは最高にクールだし何が起こるかわからないワクワク感があるんですが、唯一気になるのがその価格。Sportの38mmモデルでも最低4万2800円からのプライスタグには少しだけ購入を躊躇してしまいます。ところが、その原価は83.7ドル(約1万円)程度であると調査会社のIHSが発表しているんです。
部品ごとのコストを見ていくと、一番高いのがディスプレイ部品で20.5ドル、次がS1プロセッサで10.2ドル…と、ディスプレイが一番高いというスマートフォンにも似た原価の構成になっています。
それにしても、販売価格の約24%という原価にはちょっと驚いてしまいますね。アップル 製品の原価は基本的に29%から38%の枠に収まっていたので、Apple Watch Sportはかなり原価が低い製品であると言えそうです。
ただし、必ずしもApple Watch Sportがアップルにとって儲かる製品であるとは限りません。新製品の開発には莫大なコストがかかりますし、スマートウォッチという未知の分野 のプロダクトならなおさら。さらにApple Watchを周知させる広告費や新たな流通網の整備などのコストを考えれば、24%という原価はさもありなん、といったところでしょうか。
ところで、今回の調査にはサファイアガラスを搭載したApple Watchや18Kゴールドの Apple Watch Editionのデータは含まれていません。最低価格でも100万円を超えるEditionモデルの原価、結構気になりますね。
ソース
http://www.gizmodo.jp/2015/05/_apple_watch_sport1.html