[リガ 24日 ロイター] - 財政難に直面するギリシアへの支援をめぐり24日に開かれたユーロ圏財務相会合で、ユーロ加盟国はギリシャに対し完全な経済改革計画に同国が合意しない限り新たな支援は提供できないとの立場を示し、同国が要請した支援金の一部の早期支払いを拒否した。
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長は、ラトビアのリガで開催した会合終了後に会見し、ギリシャが支援融資を受けるためには包括的な改革リストを提出する必要があるとあらためて表明し、ギリシャに作業の加速を要請。
「包括的で詳細な改革リストが必要だ。融資を実行する前に、包括的な合意が成立する必要がある。われわれは、時間切れになりつつあると認識している」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NF1ED20150424