アメリカのIT大手グーグルは22日、アメリカ国内で携帯通信事業に参入すると発表しました。
グーグルの発表によりますと、携帯電話サービスの名称は「プロジェクト・ファイ」で、ソフトバンク子会社のアメリカ3位のスプリントと4位のTモバイルUSの回線を借りるほか、無料の公衆無線LAN「Wi-Fi」も使用します。2つの通信網と無料のWi-Fiの中から最もスピードが速いものを自動的に検出する技術を採用するということです。
通話などの基本料金は他社よりも安い月額20ドルの定額制で、データ通信に関しては1GBあたり月額10ドルの従量制になります。
ただ、当面はグーグルから招待を受けた顧客しか加入出来ず、グーグルが自社ブランドで展開する「ネクサス6」でしかサービスを使用できません。
他社と差別化をはかる形でグーグルが参入することで、アメリカの携帯通信市場の競争がさらに熾烈になる可能性もあります。(23日12:48)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2475875.html