米国の景気が一向に立ち上がってこない。
3月ごろまでは、寒波や西海岸の港湾ストといった一時的な要因の影響が大きいとみられていたが、足もとで発表される経済指標も依然として市場予想を下回るものが目立つ。
ブルームバーグが提供している景気サプライズ指数は、日々発表される経済指標のうち、予想を上回るもの(ポジティブ・サプライズ)が増えると上昇し、逆に市場予想を下回るもの(ネガティブ・サプライズ)が増えると低下する。
昨年の初めも寒波の影響が大きかったため、景気サプライズ指数は急低下したが、2月中旬に底打ちし、4月の中旬にはほぼゼロ近辺まで回復していた。
ところが、今年は年初にマイナスになった同指数が4月中旬になってようやく下げ止まり感が出てきたが、まだ底打ちが確認できたわけではない。
http://news.mynavi.jp/news/2015/04/24/215/
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