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左舷を下にして傾いた沈没直前のセウォル号=2014年4月(韓国海洋警察提供・共同)
韓国海洋水産省は20日、昨年4月に同国南西部、珍島沖で沈没した旅客船セウォル号の引き揚げが可能と結論付けた。これを受け政府は22日に引き揚げを正 式に決める。作業はことし10月ごろに始まり、完了まで1年以上かかるとみられる。
船体引き揚げは、依然9人残る行方不明者の遺体捜索と事故原因解明のために必要だと遺族が強く求めていた。同省が想定する引き揚げ方法は、水中で船体の90カ所以上に穴を開けるため、遺族側は、遺体が流れ出すことを懸念しており、今後、遺族が改善要求を続ける可能性がある。
ソース
http://www.47news.jp/smp/CN/201504/CN2015042001001978.html