【ソウル時事】韓国外務省は6日、日本の教科書検定結果で、社会科の全ての教科書が
竹島を扱っていることを受け、「ゆがめられた歴史観、領土観を若い世代に注入し続けるのは、
過去の過ちを繰り返そうとすることにほかならない」と非難する声明を発表した。
趙太庸第1次官は別所浩郎駐韓大使を呼び抗議した。
声明は「日本が隣国として、信頼を受けながら責任ある役割を果たす意思がないことを証明した」と強調。
「韓日国交正常化50周年の意義深い年を迎え、
日本政府が誠意ある姿勢で関係改善に努力することを求める」と訴えた。
ただ、「強く糾弾する」とした昨年の声明と比べると非難の表現が抑え気味で、
さらなる関係悪化を避けたい意向もにじみ出た。(2015/04/06-18:02)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015040600524