維新の党は5日、上西小百合衆院議員について、党紀規則に基づき除名処分にしたと発表した。
衆院会派からの除籍処分も決め、近く衆院に届け出る。上西氏が3月12日に体調不良にもかかわらず
知人議員と会食し、翌13日に2015年度予算案を採決する衆院本会議を欠席したことなどに対し、
「国会議員としての責任感を欠く」と判断した。
党執行部は当初、議員辞職を求めたが、上西氏が受け入れなかったため、4日夜の党紀委員会で
処分を決めた。松野幹事長は5日、大阪市内で記者団に「身を切る改革を訴えている党として、議員の
規律に厳しく対応する。統一地方選で戦う同志への影響を考え、苦渋の選択をした」と述べた。
上西氏は5日、「初心に帰って無所属議員として一から出直す覚悟だ」とのコメントを発表した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150405-OYT1T50077.html