初めて来た場所なのに、前にも来たことがあるように感じる。
この場面、前にもなかったっけ?そんな「既視感」を感じることってありますよね。
いわゆる「デジャブ」という現象です。
どうしてそんなことが起きるのでしょうか?
Youtubeの科学系人気チャンネル「AsapSCIENCE」が説明しています。
デジャブが特によく起こるのは、15歳から25歳の間。
脳の発達と関係しているのかもしれません。
既視感が起こる脳のメカニズムは以下のとおりです。
まず、注目するのは大脳の側頭葉。長期的な記憶を司る中枢です。
何かを見ると、その中の「すでに見たことあるものや知っているものを認識する部位」が働きます。
そして、「それにまつわる記憶を引き出す部位」が反応する仕組みです。
この2つの間で伝達ミスがあったときにデジャブが起こります。
つまり、初めて行った場所で景色を見た瞬間、昔写真で見た似たような景色の引き出しをうっかり間違って開けてしまう、といった具合です。
あまりにリアルに感じるので、ちょっと気味が悪くなってしまうこともありますが、脳はいたって正常。
必ず誰にでも起こることですのでご心配なく。
以下ソース
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/2398