胃腸薬「正露丸」で知られる大幸薬品(大阪市)が、テレビCMなどでラッパが鳴らす10秒ほどのメロディーの商標登録をめざす。効果音や企業のイメージカラーなどが4月1日から登録できるようになるためで、この日に出願する。登録されれば、他社が勝手にまねできなくなる。
このメロディーを使い始めたのは、1951年のラジオCMから。正露丸のパッケージにつけたラッパのマークとともに広く知られている。
昨年の法改正で、4月から、企業イメージを表す短いメロディーなどを商標登録できるようになった。大幸薬品は香港でメロディーを商標登録するなど、国内外で対策を進めている。
http://www.asahi.com/articles/ASH3Z622PH3ZPLFA00X.html