ソニー<6758.T>は1日、保有するオリンパス<7733.T>株式の半数を売却すると発表した。
2015年度以降の成長投資に向けて、保有株を売却することで資金を確保する。
同日付でJPモルガン証券と売却で合意し、6日付で売却を完了する。
2015年4―6月期の営業外収益に468億円の株式売却益を計上する。売却額は2日に公表する。1日終値ベースで、オリンパス株の5.04%は770億円規模になる。
オリンパス株の保有比率は10.09%から5.04%に下がり、第2位株主となるが、医療合弁会社を維持するなど提携関係は継続する。
ソニーのオリンパスへの出資は2012年9月に合意し、総額500億円の第三者割当出資を13年2月までに完了した。
その後、オリンパスの株価上昇で保有株の価格は1500億円を超えた。
財務基盤の強化をねらいに、半数を残して保有株を売却し、資金を確保する。
以下ソース
http://sp.m.reuters.co.jp/news/newsBody.php?nno=2099044&ntype=1&ncid=1&free=1