卒業生8人に「iPad卒業証書」を贈った多摩市立愛和小。
「12年後に使えるの?」といった声もネットでは上がったが
──プロジェクトを進めたカヤックに意図や狙いを聞いた。
東京・多摩市立愛和小学校の8人の卒業生に贈られた「iPad卒業証書」。
「今の時代に合っていて面白い」という意見もある一方
12年後まで開けないタイムカプセルメッセージなど、「そのころiPadは使えないのでは」といった声もある。
ユニークな試みの経緯と狙いを、プロジェクトを進めたカヤックに聞いた。
〜中略〜
将来の自分に向けた3年後、6年後、12年後にしか開けないタイムカプセルメッセージもある。
これもクラウドに保存され、URLで閲覧する形式だ。
更新は、深津さんたちプロジェクトチームが手動で行うことにしている。
「そのころはもうiPadを使っていないのでは」と指摘する声もあるが
それは折り込み済みで、ほかのデバイスからも閲覧できるよう設計しているという。
「逆に何を使って見ることになるか楽しみですよね。
普段働いてると数年後何をしているかすら分からないので、12年後と言われても僕らにとっても未知。
このプロジェクトに関わる中で、テクノロジーや自分の未来についても考えさせられました」(深津さん)
卒業生にはプロジェクトメンバーの個人的な連絡先も伝えた。
タイムカプセルメッセージに関する不備やサポートが必要な場合はもちろん
いずれ彼らがWebやITに興味を持つことがあれば
“人生の先輩”として連絡や相談を受けられるように――だという。
「小さなころからデジタル環境が当たり前のようにある子どもたちがこれからどう育っていくか。
誰かの未来に何かしらの形でつながればいいなと思います」(深津さん)
動画
https://www.youtube.com/watch?v=gxZiNduGUqw
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/30/news116.html