「日本だからこそ情報が守られている」という状況を意識していない
田中 この1年で企業を狙うサイバー犯罪がさらに増加していますが
ターゲットを含めて印象に残っていることはありますか?
川口 一般的には大手教育サービスの事件が注目を集めていますが、実はそれだけではない。
あまり報道されていない、報道されているけれど皆さんが気にしていない
といった事件にも非常に深刻なものが多いのが気になります。
例えば、報道によると総合金融サービス企業の米J.P.Morganは
昨年末に8300万件もの情報漏えいを起こしています。
こうしたなか発表された「日本のDB管理者1000名に対するアンケート結果」は衝撃的でした。
データベース・セキュリティ・コンソーシアム(DBSC)が2014年に発表したものですが
その中に「いま自分が関わっている情報を将来的に売るかもしれないと思いますか?」という設問がありまして
その回答をみると、「売ると思う」が3%、「少し思う」が7%もいるわけです。
あわせて10%の管理者は、状況しだいでは情報を売ってしまうかも、そんなマインドを持っている。
一般的に「真面目」とされる日本人の10%、ですからね。
田中 なら海外はどうなんだ、と。
川口 そういう話です。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://japan.zdnet.com/extra/fujitsu_201502/35061289/