秋田県内の飼い犬への狂犬病予防注射の実施率が低迷している。
2013年度は4年ぶりに80%を下回った。
狂犬病は国内で50年以上確認されていないが、海外では近年、
安全とされていた地域で確認されており、国内での発生が懸念されている。
予防注射が徹底されていないと万一の際に感染拡大を招きかねない
ことから、県は25日、県内で発生した際の対応を確認する実地演習を
初めて行った。
県生活衛生課によると、2013年度の県内の飼い犬登録頭数は
4万5684頭。予防注射頭数は3万6058頭で、注射実施率は78・9%と
4年ぶりに80%を割った。
全国の72・6%は上回ったものの、東北では福島の74・2%に次いで
低かった。
秋田魁新報
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150330h
狂犬病に関するQ&Aについて 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
Q1 狂犬病は人にも感染するのですか。
A1 狂犬病はすべての哺乳類に感染することが知られており、もちろん
人も例外ではありません。人も動物も発症するとほぼ100%死亡しますが、
人では感染後(感染動物に咬まれた後)にワクチンを連続して接種すること
により発症を防ぐことができます