西日本有数のススキの自生地として知られ、28日に伝統の山焼きが予定されていた
兵庫県神河町川上の砥峰高原で、点火時刻の約1時間半前に失火による火災が発生。
山焼きを予定していた約90ヘクタールが“意図しない”火で焼けてしまうトラブルがあった。
同日午後0時半ごろ、同高原の山焼き予定区域内から出火。
火は区域に隣接する県有地の山裾約300平方メートルも焼いた。けが人はいなかった。
同高原は約90ヘクタールにススキが群生。
山焼きは多くの観光客を集める行事として毎年3月に開かれており
今年はこの日の午後2時に点火予定だった。この火災で関連イベントも途中で中止された。
福崎署によると、出火した付近では、西宮市の男性(72)が
アウトドア用の湯沸かし器でコーヒーを作ろうとしており、目を離した隙にススキに引火したという。
同高原内は火気の使用が禁止されており、同署は男性から事情を聴いている。
主催する川上区四季祭実行委員会の山名正春実行委員長(59)は
「何十年も続けているが、こんな事は初めて。
今後のあり方や防火対策を検討する」と肩を落としていた。
画像等
http://i.imgur.com/6VpjCWz.jpg
以下ソース
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007863540.shtml