元NSAおよびCIAスタッフであるエドワード・スノーデン氏による2013年6月の暴露と
ガーディアン紙およびワシントンポスト紙などの報道により
PRISM(Microsoftやアップルなどの大手IT企業のサーバーから直接的にデータを傍受するプログラム)
を初めとする国内外を対象とした大規模な盗聴がスキャンダルとなり
現在もそのプログラムへの報道が続いているアメリカNSAに対する情報公開請求が
スノーデン事件の直後に激増したことが分かった。
また、NSAは開示請求者をリストまたはランク分けして
情報公開請求に対する扱いを変えていることも、開示された文章から判明した。
これらは一種のクレーマーまたはスパイ扱いで冷淡な対応を取られていたとみられる。
いっぽうでは一部の高名なアメリカ人学者が、NSAの情報公開担当官とディナーをともにするなど
親密な関係を公然と築いており、開示請求者が誰かによってNSAは思い切り態度を変えているようである。
これらは、アメリカNSAに出された情報公開請求へ本紙が情報公開請求をかけて判明したもの。
具体的には、スノーデン氏の暴露前の2013年4月と5月の二ヶ月で518件
一ヶ月当たりで259件だった請求が、スノーデン事件のあった6月から9月末まででは4686件となり
月あた1159件で約4倍の伸びを見せた。
ただし、本紙に開示された情報公開請求記録(FOIA LOG)内容の中には
「全部が個人情報」という理由で不開示になっている部分が2013年6月以降に増えており
おそらくは自分の個人情報についてNSAへ情報公開請求をした人が急増した物と思われる
(ただし、アメリカ連邦法の下では個人の自分自身に関する情報は情報公開法
(情報自由法とも言う)ではなくプライバシー法(日本における個人情報保護法に相当する)
に基づいて請求することになっているので一種まちがったルートでの請求だが
つい請求したくなったり抗議の気持ちで情報公開請求をした人が居る可能性もある。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://echo-news.net/foreign-news/essay-under-the-prism